ローカス・オン・コロンビズ・チャコーナ
リサイタルまで1ヶ月を切りました。少しずつ、取り上げる曲の紹介をしていきたいと思います。
湯浅譲二先生の「ローカス・オン・コロンビズ・チャコーナ」
2010年にフィンランドのチェリスト、アンシ・カルットゥネンが彼の妻の50歳の誕生日を祝うために31人の作曲家に新曲を委嘱しました。
それは、最も古い無伴奏チェロ曲の一つ(ジュゼッペ・コロンビのチャコーナ)をテーマに、無伴奏チェロ曲を書くというものです。
コロンビのチャコーナの主題
委嘱先は、下記画像を参考にしてください。
楽譜はChester Musicから出ています
↑全曲の音源はこちら
アンシ・カルットゥネンのウェブサイト内、彼が世界初演したリストに「Locus on Colombi’s Chiacona」があります。
http://www.karttunen.org/home.html/premieres.html
ところで2010年8月21日に現代音楽セミナー「秋吉台の夏」で宮坂拡志さんによって「アンシのために」という無伴奏チェロ曲が演奏されているようです。この曲が「ローカス〜」であることは間違いないと思うのですが、2010年8月時点でまだタイトルを決める前だったのでは。
出版譜には2010年7月に作曲、と記述があります。作曲直後ということで、この秋吉台の夏が世界初演だった可能性が高いのでは、、?(もちろん8月上旬にアンシが演奏したということも考えられますが)
このへんは関係者に聞けばすぐ分かりそうですね。後ほどメール差し上げます。事務連絡でした
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